指を反らせないと腱鞘炎になりやすい?
今回は普段、医療現場ではほとんど介入することがない腱鞘炎(親指)について書いていきます。
なぜ、あまり介入することがないかと言うと、腱鞘炎という診断名では理学療法士が介入する運動器リハビリテーションの保険が算定できないからです(>_<)
だからと言って何も出来ないわけではないので、腱鞘炎で来院した患者さんにちょっとしたチェック法とアドバイスをしています。(ほぼサービスなので、クリニックの偉い人からは冷たい視線を浴びせられますが……笑)
まず、腱鞘炎では下の写真の箇所を痛めて来る方が多いです。↓↓↓
どんな負担がかかっているかは長くなるので省略します。
⚫️チェック法
1、指がちゃんと反れるか?
2、親指も含めてしっかりと手を広げられるか?
3、手のひら側にしっかりと曲がるか?
結構、腱鞘炎の人で指を反ることが出来ない人は多かったです。
最近は足の指を曲げましょう!というテレビは多いですが、手のことはまるで触れてくれません(>_<)手も足と同じように考えると、普段曲げていることが多いので反らすことも必要ということです!
あとは母指球の硬さを取ったり、手首を反らす筋肉の硬さを取るだけでも症状に変化が出てくると思います(^^)
※クリニックマッサージという本から引用。
まずは試しにやってもらえると幸いです!(^^)